研究課題
若手研究(B)
マウスの体軸、特に、前後軸の形成機構を明らかにするため、前後軸に沿って非対称に発現する遺伝子の探索を行った。そうしたところ、最も早く非対称に発現する遺伝子はOtx2とDkk1であることが明らかになった。過去の知見と合わせて考察すると、Otx2の非対称な発現を誘導する遺伝子が、前後軸を決める役割を担っていることが推測された。また、ライブイメージングに適した全胚培養の実験系を確立した。この系により、生きたままのマウス胚の細胞挙動を解析することが可能になり、これまでに報告例のない幾つかの事実を発見した。
すべて 2014 2013
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (7件)
Development
巻: 140(1) ページ: 237-46
10.1242/dev.084111