研究課題
若手研究(B)
有機性廃棄物から水素を回収する技術が確立できれば持続可能な社会の構築に寄与する事ができる。水素発酵は高効率に水素を回収できるが安定性に欠ける。電気化学システムを用いて微弱の電流を流して水素発酵を安定化できる事を見出した。通電式水素発酵では3電極方式を採用しており、電極として比較的に安価な炭素電極を使用して、作用電極上の電位を-0.9V(vs. Ag/AgCl)に設定している。微生物学的な知見として、メタン菌を抑制し水素生成に好適である酢酸/酪酸の生成が優先化している事を明らかにした。さらに、Corynebacterium glutamicumの増殖時に乳酸収率を高められる事を確認した。
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