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2013 年度 実績報告書

卵黄脂質の時空間的な解析

研究課題

研究課題/領域番号 24780257
研究機関帝京大学

研究代表者

榎元 廣文  帝京大学, 理工学部, 講師 (30609392)

キーワード卵黄 / 脂質 / ウズラ
研究概要

本年度は、ウズラ卵をモデル卵として胚発生中に胚へ移行する脂質の解析を目的に研究を行った。
ウズラの種卵を孵卵器で保温後、1日おきに採卵して卵黄を取り出し、卵黄表面にある胚の分離を試みた。保温3日目以降は卵殻を割ると卵黄膜も破れて胚と混ざってしまったため、保温0~2日目の種卵を用いることにした。ピンセットでの取り出しやNewの培養法に用いられているドーナツ状の濾紙を用いた分離を試したが、胚のみを分離するのは難しかった。今後は、凍結ミクロトームで卵黄の凍結切片を作成後、レーザーマイクロダイセクションを用いて胚のみの分離回収し解析、あるいは卵黄切片の質量顕微鏡法による解析を検討することとした。
0、1、2日間保温後のウズラ種卵の全卵黄より総脂質を抽出し、TLC分析を行った。0日目の卵黄と比較して、ホスファチジルコリンおよびホスファチジルエタノールアミン含量は1、2日目と経時的な減少が認められたが、トリアシルグリセロール含量はほとんど変化が認められなかった。今後、LC-MSを用いて各種脂質を含有する脂肪酸ごとに詳細に分析することとした。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] MALDI imaging mass spectrometory reveals novel structures in quail yolk2013

    • 著者名/発表者名
      Hirofumi Enomoto, Nobuhiro Zaima.
    • 学会等名
      4th AOMSC & 10th TSMS Annual Conference
    • 発表場所
      台北(台湾)
    • 年月日
      20130710-20130712

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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