細胞表面に発現するウマ主要組織適合遺伝子複合体(MHC)クラスIがウマヘルペスウイルス4型(EHV-4)のエンベロープ糖タンパクgDと結合し、EHV-4の細胞内侵入を誘導するレセプターであることを明らかにした。また、ウマMHCクラスIを標的とする感染阻害法がウマヘルペスウイルス1型(EHV-1)とEHV-4両ウイルス感染を同時に阻害することを明らかにした。加えて、ウサギMHCクラスIのEHV-1レセプター機能を解析し、ウマ培養細胞とウサギ培養細胞におけるEHV-1感染機構の違いについて考察した。
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