研究課題
若手研究(B)
犬の内分泌組織に対する自己抗体を検出する検査系を確立した。副腎蛋白に対する自己抗体が副腎皮質機能低下症の犬の11~33%で検出され、犬の副腎皮質機能低下症が自己免疫性である可能性が考えられた。また卵巣蛋白に対する抗体も検出され、複数の内分泌組織に対する抗体の存在が示唆された。また副腎および甲状腺に対する自己抗体を調べたところ、副腎皮質機能低下症および甲状腺副腎皮質機能において複数の自己抗体が検出された。これらの結果は犬の副腎皮質機能低下症および甲状腺機能低下症の早期診断および病態解明に役立つ。
すべて 2014
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Vet J
巻: 200(3) ページ: 452-455