研究課題
若手研究(B)
クロヒョウタンカスミカメは、タバココナジラミなどの多岐にわたる農業上の重要害虫を捕食し、さらにピーマンやナス、インゲンマメなどの植物を吸汁する雑食性天敵である。本研究では、クロヒョウタンカスミカメを対象に、動物餌のみならず植物餌も組み合わせて与えた場合の発育と生存を調べた。さらに、ピーマンとインゲンマメの植物餌のみ、もしくはこれら植物餌と動物餌としてスジコナマダラメイガ卵を組み合わせて与えた場合の定位行動を調べた。その結果、雑食性天敵クロヒョウタンカスミカメは動物餌に強く依存しているが、その定位は植物餌の種類にも影響されることが分かった。
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