研究課題
若手研究(B)
温室効果ガスである一酸化二窒素(N2O)は葉菜類の作物体やその残さからも発生するが、詳細は不明である。そこで作物体に存在する脱窒菌群集からのN2O発生メカニズムを解明することを目的とした。まず新たにガスサンプリング器具を考案し、それを用いてキャベツ畑で残さ(葉)から生じるN2Oを測定し、葉の表面ではスポット的にN2Oが発生していることを明らかにした。そこで葉表面のうちN2Oが盛んに発生している部位を特定し、そこから実際に脱窒菌を多数分離することに成功した。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Soil Science and Plant Nutrition
巻: 59 ページ: 305-310