研究課題
若手研究(B)
(1) 四つの配位子のうち一つにスチリル基を組込んだ単量体Rh(II)錯体を合成し、共重合反応に付すことで不溶性高分子担持型Rh(II)錯体を開発した。(2) 本錯体は、フェニルヨージナンをナイトレン前駆体とするシリルエノールエーテルの不斉アミノ化反応において、母型錯体と同等のエナンチオ選択性 (92%ee) を示し、20回の繰り返し使用が可能であった。(3) 固相触媒を充填したフローリアクターを用いてα-ジアゾ-β-ケトエステルとスチレンとの付加環化反応を行った場合、完璧なexo選択性かつ極めて高いエナンチオ選択性 (99% ee)で付加環化生成物が得られた。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (13件) 備考 (1件)
Org. Biomol. Chem.
巻: 11 ページ: 5374-5382
Heterocycles
巻: 86 ページ: 1647-1659
Adv. Synth. Catal.
巻: 354(Highlighted in Synfacts 2012, 1264) ページ: 2331-2338
http://www.pharm.hokudai.ac.jp/yakuzou/