現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度においては、テアフラビンの合成を達成するなど、非常に完成度の高い実験内容であった。 本成果は現在 Synlett誌にて掲載されている。(Y. Kawabe, T. Asakawa, T. Kan et al. Synthesis of Theaflavins via Biomimetic Oxidative Coupling Reaction, Synlett (2013), 479) 合成したテアフラビン、ネオテアフラビンは共同研究者に配布し、様々な活性試験ついて検討中である。 また、このような誘導体合成は前例がなく、同様に活性試験へと供出した。 アミノペンチル基を有するEGCg誘導体の合成では、以前の製法を利用して簡便に調製が可能であった。 また、カップリングの後の脱保護に置いてもNs基の有効性が示され非常に意義が高い。
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