研究課題
若手研究(B)
糖鎖リガンドの合成では、Sia-Gal-GlcNAc及びGal-(Fuc)-GlcNAcからなる二種類について、合成を完了した。しかし、目的となるシアリルLeX由来四糖で構成される糖鎖リガンドの合成には至らなかった。分岐部分であるGal-(Fuc)-GlcNAc部分の合成では、立体障害を生じやすく、当初の予想以上に困難を極めた。目的化合物のリガンド調製については、今後更なる方法論の改良を重ねていきたい。また、今回は期間内に達成することができなかった糖鎖-レクチン認識機構解明について、最終的に合成した三種類の糖鎖リガンドを用いてレクチン-糖鎖の認識現象の解明を目指していきたい。
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J. KUHW.
巻: 15 ページ: 73 -79
Bioorg. Med. Chem.
巻: (submitted)
J. KUHW
巻: 14 ページ: 165 - 171