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2014 年度 研究成果報告書

逆標的化戦略を駆使したスギ花粉症根治療法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 24790047
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 物理系薬学
研究機関静岡県立大学

研究代表者

清水 広介  静岡県立大学, 薬学部, 講師 (30423841)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードターゲティング / リポソーム / スギ花粉症 / B細胞 / 逆標的化 / Cry j 1 / 胚中心
研究成果の概要

スギ花粉から抽出・精製した主要抗原Cry j 1を用いてCry j 1修飾リポソームを調製し、スギ花粉症モデルマウスに投与したところ、抗体産生の場である胚中心を形成する脾臓内B細胞に取り込まれることを明らかとした。さらにドキソルビシン内封Cry j 1修飾リポソームの投与により、スギ花粉症モデルマウスのCry j 1特異的IgE抗体の産生が有意に抑制されるだけでなく、花粉症症状であるくしゃみの回数や鼻掻き行動が減少することも明らかとした。またその効果は抗原特異的であり、長期的に持続した。本研究の成果により、逆標的化を利用した治療戦略がスギ花粉症に対して有用であることが示された。

自由記述の分野

薬物送達学

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公開日: 2016-06-03  

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