研究課題
若手研究(B)
ポリアミンは、主にRNAと相互作用し細胞増殖因子として働く。本研究では、ポリアミンにより、翻訳レベルで合成促進をうける細胞増殖や生存率維持に必要な蛋白質をコードする遺伝子群をポリアミンモジュロンと命名し、バイオフィルム形成や生存率に関与する大腸菌の新規ポリアミンモジュロンの探索を行った。UvrY、CpxR、RRFの3種を同定し、ポリアミンがこれらのmRNAに結合して構造を変え、バイオフィルム形成能や細胞生存率を上昇させることを明らかにした。
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http://www.cis.ac.jp/~kyoin_info/PP/yterui.html