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2014 年度 研究成果報告書

発達障害の発症に対する胎児期への小胞体ストレス負荷の影響

研究課題

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研究課題/領域番号 24790085
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 生物系薬学
研究機関千葉科学大学

研究代表者

川田 浩一  千葉科学大学, 薬学部, 講師 (30581631)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード小胞体ストレス / 自閉症 / 神経成熟 / 神経分化 / HRD1
研究成果の概要

自閉症は遺伝子異常によるシナプス形成異常などの先天的な疾患である。一方,小胞体ストレスと自閉症との関連性はほとんど報告されていない。そこで,本研究では,小胞体ストレスが神経分化・成熟異常に及ぼす影響を解析した。
自閉症モデルマウス脳内において,小胞体ストレス負荷状態であることおよび神経分化が亢進状態にあることを見出した。さらに,培養条件下においても,小胞体ストレス負荷により神経分化が亢進するとともに神経突起の伸長が抑制された。これらの現象はユビキチンリガーゼHRD1を発現抑制することで正常化された。
つまり,自閉症発症に小胞体ストレス負荷を介したHRD1の増加が関与する可能性が示唆された。

自由記述の分野

神経薬理学

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公開日: 2016-06-03  

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