2013 年度研究成果報告書

血球分化を制御するクロマチン構造調節転写複合体の同定とその機能解析

研究課題

研究課題/領域番号	24790090
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	生物系薬学
研究機関	帝京大学
研究代表者	村田拓哉帝京大学, 薬学部, 助教 (00610106)
研究期間 (年度)	2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード	血球分化 / 転写制御 / 遺伝子発現
研究概要	本研究では、顆粒球分化を制御するC/EBPaの転写制御分子メカニズムの解明のため、新たなC/EBPa転写共役因子の同定をおこなった。その結果、PARP-1(poly-ADPribosyl polymerase-1)がC/EBPaの相互作用因子として同定された。またPARP-1はC/EBPaの転写活性を抑制させる転写共役抑制化因子であることが明らかとなった。PARP-1はC/EBPaの応答配列に結合し、C/EBPaの結合を抑制することで転写抑制をしていることが示唆された。