研究課題
若手研究(B)
エンドセリン変換酵素(ECE)のこれまでに知られていない作用機序を介しての病態改善効果の検証を目的に、我々は糖尿病性心筋症・腎症、糖尿病下肢虚血といったマウスモデルを使用し、本酵素抑制が病気の進行を抑制する事を証明した。その作用機序は、ECEがエンドセリン以外にもブラジキニン、カルシトニン遺伝子関連ペプチドなどといった様々な代謝候補物質に作用し、広範囲な作用機序を介して血管拡張作用や抗炎症作用をもたらしている事を肺・血中・腎臓・心臓でこれらのペプチドを定量する事により証明した。本研究は糖尿病合併症に対する新しい治療法開発に大きく貢献すると思われる。
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