研究課題
若手研究(B)
一部の医薬品は、肝臓に発現する薬物代謝酵素によって毒性に関わる反応性代謝物が生成し、肝臓に障害を与える可能性が報告されている。医薬品開発では、このような肝毒性を予測できる評価系の構築が求められている。本研究では、細胞培養プレートに肝臓から単離した肝細胞を播種し、約100μm程度の細胞塊(スフェロイド)を形成させることで、実際の肝臓を模倣することが期待される3次元培養を行い、肝毒性評価系の構築した。この中で、代謝反応を介した医薬品の肝毒性を少なくとも定性的に予測できる可能性が示唆された。
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