研究課題
若手研究(B)
本研究は、腸管粘膜免疫組織パイエル板にclaudin-4(CL-4)が高発現していることに着目し、CL-4指向性分子であるC-CPEを有効活用することで、初めてのパイエル板指向性経口ワクチン開発の基盤研究を行った。まず、C-CPEの構造変異体ライブラリから従来のC-CPEに比してCL-4への結合性が約10倍以上も優れたC-CPE変異体の取得し、本変異体を利用したOVA融合タンパク質が、経鼻投与することで高いワクチン効果を発揮することを確認した。また、C-CPE変異体修飾リポソームはパイエル板移行性をもつことから、本リポソームは経口ワクチン開発の可能性を有することを確認した。
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