研究課題
若手研究(B)
消化管上皮細胞は内胚葉に由来し、胎生期における領域特異的な運命決定により食道、胃、腸といった領域特異的な上皮細胞へと分化する。しかしそうした領域特異的な細胞分化に関わる分子メカニズムについては不明な点が多い。本研究遂行者は転写調節因子Id2の遺伝子欠損マウス小腸において、胎生期に形成される異所性胃上皮に由来する腫瘍が形成されることを見いだした。解析の結果、Id2は前腸内胚葉因子の抑制制御を介して小腸上皮細胞の運命決定を制御していることが判明した。
すべて 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件) 備考 (1件)
Zoolog Sci.
巻: 30 ページ: 1011-1018
Biochem Biophys Res Commun.
巻: 433 ページ: 579-585
巻: 420 ページ: 281-287
http://seika1.med.lab.u-fukui.ac.jp