研究課題
若手研究(B)
求心性迷走神経は末梢情報を感受し、それを脳に伝達して摂食行動を調節する。しかし、求心性迷走神経がどのような末梢因子を直接感受し、投射先である延髄孤束核にどの神経伝達物質を放出することで摂食を調節しているかは不明である。本研究では、インスリン、膵ポリペプチド、Peptide YY3-36、oxytocinが求心性迷走神経に直接作用し、摂食を抑制することを明らかにした。また、摂食抑制に関連する求心性迷走神経から延髄孤束核への神経伝達物質候補としてCARTが考えられた。さらに、空腹 vs. 満腹時の求心性迷走神経内で発現変動する遺伝子を12個同定した。これら遺伝子の摂食調節への関与は今後検討する。
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