研究課題
若手研究(B)
カルシニューリンB様蛋白質3(CHP3)は25 kDaのカルシウム結合蛋白質であり、心臓に多く発現している。CHP3を高発現させた繊維芽細胞由来の培養細胞において、インスリン誘発性のグリコーゲン合成リン酸化酵素3β(GSK3β)のリン酸化レベル上昇を抑制する可能性が示唆された。さらに、共免疫沈降法によりCHP3がGSK3βと相互作用する可能性が示唆された。以上より、CHP3はGSK3βのリン酸化を負に調節して心筋肥大反応の制御に関わる可能性が考えられた。
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