研究課題
若手研究(B)
本研究は、オキシトシン受容体(OXTR)遺伝子プロモーター領域上のDNAメチル化が、ヒト母性に関連した脳活動を予期するか、母性獲得機序に関連するかを明らかにすることを目的に研究を行った。我々の先行研究で、わが子及び他児の表情映像呈示中の前部前頭前野活動を近赤外分光法(NIRS)により測定し、両条件における活動の比較を行った母親38名の唾液抽出DNAを用い、Pyrosequencingにより、同領域のメチル化解析を行った。その結果、メチル化率と右腹側前部前頭前野の活動との間に有意な相関性が見られた。したがって、この領域のメチル化状態は、母性に関連した脳活動を予期する可能性が示唆された。
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