研究課題
若手研究(B)
滑膜線維芽細胞において、炎症性サイトカイン刺激により細胞内Zn2+濃度が増加し、この細胞内Zn2+濃度の増加が滑膜線維芽細胞のケモカイン分泌を制御することを明らかにすることができた。また、この細胞内Zn2+濃度蓄積は、炎症性サイトカインによるTRPA1発現誘導だけでなく亜鉛トランスポーター(Zip8およびZip14)発現誘導も寄与していることを明らかにした。さらに、DMARDsの一つであるオーラノフィンやNOX阻害薬がTRPA1活性化作用を有することを見出し、これらの化合物がTRPA1を活性化する分子メカニズムの一端を明らかにすることができた。
すべて 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (10件) 備考 (1件)
Life Sci
巻: 92 ページ: 317-324
10.1016/j.lfs.2013.01.002
Am. J. Physiol. Cell Physiol
巻: 304 ページ: C354-C361
10.1152/ajpcell.00096.2012
J. Biol. Chem
巻: 287 ページ: 31962-31972
10.1074/jbc.M112.361139
http://www.phar.agu.ac.jp/lab/cell_pharm/cellpharmacol.html