研究課題
若手研究(B)
EGFR変異を伴う腺がんの頻度は、欧米人とアジア人で大きく異なるから、EGFR変異を伴う肺腺がんに対する感受性に関わる遺伝要因は、恐らく人種や遺伝的背景によって異なると考えられる。本研究では、EGFR変異を伴う肺腺がん発症にかかわる新規感受性遺伝子を同定するために、663例のEGFR変異を伴う肺腺がん症例とバイオバンクジャパンの非がん対照群4,365例を用いて、全ゲノム関連解析を行った。その結果、既存の肺腺がん感受性遺伝子座であるTERT, TP63, BPTFとBTNL2は、EGFR変異を伴う肺腺がんの発症リスクと関連することを確認し、現在さらなる検証を進めている。
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Molecular and cellular biology
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Nature genetics
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http://www.ncc.go.jp/jp/nccri/divisions/genome_biology/