今後の研究の推進方策 |
subG1期はアポトーシスと関連していることがすでに分かっている。現在までの我々の結果を検討するとGNMTがアポトーシスを抑制している可能性がある。GNMTとアポトーシスの関連を調査するために、アポトーシスの指標となるcleaved PARPのタンパク発現などについて検討する予定である。 対象としては次の細胞株を用いる。良性腎細胞として、HEK293(ヒト胎児腎細胞由来)。腎癌細胞株として、ACHN(腎臓腺癌由来)細胞株、SKR1 (多型細胞型腎癌由来)。また、抗cleaved-PARP 抗体(Anti-PARP p85 Fragment pAb, G7341, rabbit polyclonal)はPromega (Madison, WI, USA)から購入したものを用いる。 また、研究成果について、国内、国際学会での発表、および、論文発表を行う予定である。
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