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2014 年度 研究成果報告書

膵癌における孤在性浸潤の分子機構:孤在性癌細胞に発現する分子の同定および機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 24790362
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 人体病理学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

眞杉 洋平  慶應義塾大学, 医学部, 助教 (90528598)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード人体病理学 / 弧在性浸潤 / 上皮間葉移行 / 膵癌 / 予後 / マイクロアレイ / SMAD3 / ITGB4
研究成果の概要

本研究では、膵癌細胞が組織内に単独で浸潤する特徴的病理像、弧在性浸潤に注目した。この病理像が目立つ膵癌は悪性度が高いことが知られているが、その分子メカニズムは今まで不明であった。我々は膨大な遺伝子発現情報の中から、この現象のキーとなる重要分子二つ、SMAD3とIntegrin beta 4(ITGB4)が見出した。
本研究の結果により、これらの分子の高発現はEMTと称される特徴的浸潤様式と強く関わること、さらにSMAD3ならびにITGB4が膵癌の新規予後予測マーカーとなることが明らかとなった。本研究成果は、極めて高悪性度の膵癌に対する悪性度分子診断や新規治療ターゲット開拓に寄与すると期待される。

自由記述の分野

人体病理学

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公開日: 2016-06-03  

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