研究課題
若手研究(B)
NKG2D阻害抗体投与により、uterine NK (uNK) 細胞の主要な活性化経路であるNKG2Dシステムのin vivoにおける胎盤形成への関与を検討した。NKG2D受容体阻害により、妊娠満期時点では産仔数、胎児・胎盤重量に著変はないものの、胎盤形成期においてそのサイズ、及びトロホブラストの分布に変化が見られた。また、uNK細胞によるサイトカイン産生能はNKG2Dシステムを介して調節を受け、胎盤盤形成に関与していると考えられる。
医歯薬学