研究課題
若手研究(B)
本研究では、西ケニアにおけるネッタイシマカの2亜種(森林型/都市型)の産卵場所選好性を明らかにする事を目的とした。野外調査により、生息環境には亜種間で明確な差があり、森林型は多様な環境に広く生息するが、都市型は人口密集地周辺にのみ限定的に生息することが示された。一方で野外調査と室内実験で、亜種間や地域間で産卵容器選好性に差がないことを示した。両亜種は生息環境に豊富にある容器を選択しているのだろう。
行動生態学、進化生態学、昆虫学、病害動物学