研究課題
若手研究(B)
真菌感染症は近年増加傾向にあり、その原因菌であるAspergillus fumigatusの環境応答メカニズム、および感染時の応答を理解することを目指し、浸透圧応答(HOG)経路の機能解析を行った。当経路因子の遺伝子破壊株を用いた解析により、NikAヒスチジンキナーゼが胞子形成、菌糸形態、浸透圧ストレス耐性、および農薬応答に重要な役割を果たすことを明らかにした。これらの知見は、当該経路を標的とした新規抗真菌薬の開発に資するものと期待される。
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PLoS One
巻: 8 ページ: e80881
10.1371/journal.pone.0080881.