研究課題
若手研究(B)
本研究は劇症肺炎球菌感染症から分離された肺炎球菌の病原性を解明する目的で、非劇症感染症や上咽頭保菌由来同一の血清型と遺伝子型を示す肺炎球菌との比較研究を行った。ヒト末梢血由来好中球内での生存、血小板活性化の促進、マクロファージ系培養細胞のサイトカイン (IL-8、IL-6、IL-1β) の分泌への影響を調べた結果、劇症感染症由来肺炎球菌と非劇症感染症由来肺炎球菌には明らかな違いが見られなかった。劇症型肺炎球菌感染症の発生メカニズムには、細菌側より、宿主側(ヒト)のファクターが重要である可能性が考えられた。
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