研究課題
若手研究(B)
病原真菌Candida glabrataは宿主に感染時に、細胞外ステロール取り込みを活性化させて、病原性を発揮すると考えられる。本研究では、ステロール取り込み活性化機構およびステロール取り込みが病原性において果たす役割を明らかにすることを目的とした。C. glabrataにおいて鉄欠乏条件でステロール取り込みが活性化されること、また、マウス感染実験においてステロール取り込みができないAUS1遺伝子破壊株の臓器定着率が低下することを明らかにした。またマンノプロテインTIR3も細胞外ステロール取り込みに必須であることを見出した。
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Mol Microbiol
巻: 88(2)(*Corresponding author) ページ: 371-81
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