研究課題
若手研究(B)
インターロイキン7(IL-7)の末梢T細胞の機能における役割を調べるため、時期特異的IL-7レセプター(IL-7R)欠損マウスやIL-7R発現制御領域の変異マウスを用いて、末梢ナイーブT細胞のTCR刺激に対する応答性を解析した。その結果、ナイーブT細胞におけるIL-7シグナルはTCR刺激による増殖を高めるのに必要であり、さらに、ナイーブT細胞上のIL-7R発現レベルとTCR刺激に対する反応性には正の相関関係がある可能性が示唆された。また、IL-7Rを欠損する制御性T細胞(Treg)の増殖抑制活性は、in vitroにおいては野性型マウスのTregより弱いという結果を得た。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (5件) 図書 (1件) 備考 (1件)
Immunol Cell Biol
巻: 91(8) ページ: 524-531
10.1038/icb.2013.36
J Immunol
巻: 190(12) ページ: 6173-6179
10.4049/jimmunol.1202573
Stem Cells
巻: 31(12) ページ: 2800-2812
10.1002/stem.1421
Mol Immunol
巻: 54(3-4) ページ: 378-385
10.1016/j.molimm.2013.01.002
Proc Natl Acad Sci USA
巻: 110(2) ページ: 612-617
10.1073/pnas.1219242110
J. Immunol
巻: 189(9) ページ: 4444-4450
10.4049/jimmunol.1201181
巻: 189(4) ページ: 1577-1584
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000248200929
http://www.virus.kyoto-u.ac.jp/about/y2012/ikuta20130124.html