目的:放射線治療中の患者において、がんのケアの現状を評価し、改善に役立つ介入を検討する 結果:がん患者ががんのケアにおいて重要だと思う点は、がんについてのわかり易い情報提供、治療を受けないとどうなるかの説明、それぞれの治療選択肢の短期的な副作用の説明、治療の間治療を受ける病院を選択できること等で、実際に自身が受けたケアの中で改善の余地があると思っている点は、病院に近い宿泊施設を探す時の援助、経済的支援を受ける時の援助、がんの経験について語れる他のがん患者を捜す時の援助、霊的なニードについて対処する時の援助等であった。今後これらの結果を用い、がんのケアの改善に役立つ介入を検討予定である。
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