• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

依存性薬物感受性・依存症脆弱性個人差におけるCREB遺伝子多型の役割の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24790544
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 応用薬理学
研究機関公益財団法人東京都医学総合研究所

研究代表者

西澤 大輔  公益財団法人東京都医学総合研究所, 精神行動医学研究分野, 主任研究員 (80450584)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード薬物依存 / 薬物感受性 / 薬物感受性・依存症脆弱性個人差の遺伝要因 / 遺伝子多型 / サイクリックAMP応答配列結合タンパク質
研究成果の概要

CREB1、CREB3、CREB5、ATF2(CREB2)等の遺伝子領域の遺伝子多型解析の結果、CREB1遺伝子近傍のrs2952768多型に関して、Cアレルの保有者では、非保有者と比較して、下顎形成外科手術のみならず開腹手術の症例においてもオピオイド鎮痛薬必要量が多かった他、覚醒剤依存症患者において多剤乱用者が少なく、アルコール依存症患者において薬物乱用者が少なく、また摂食障害患者においては、薬物依存症を合併している患者が少ないなど、この多型が物質依存重症度を示す指標と関連することがわかった。さらに、この多型のCアレルのホモ接合の保有者では、CREB1遺伝子のmRNA発現量が有意に多かった。

自由記述の分野

分子精神医学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi