研究概要 |
2012年4月に開始してから2014年3月末までに、胸部症状を主訴に名古屋市立大学病院を受診され、冠動脈疾患の疑いで冠動脈造影検査を実施した合計37症例を登録した。内訳は、冠動脈に狭窄を認めてカテーテル治療(PCI)を実施した狭心症患者17例、冠動脈に有意狭窄を認め薬物治療を実施した狭心症(VSA)患者3例, 冠動脈狭窄を認め冠動脈バイパス術にいたった2例, 冠動脈に狭窄を認めず冠攣縮誘発試験陽性となった4例, 冠動脈に狭窄を認めず冠攣縮誘発試験陰性であった11例 であった。 また、これらの症例のなかで5例に対してfollow upの検査を実施し、うち4例はカテーテル治療(PCI)施行患者で、残りの1例は冠攣縮性狭心症(VSA)であった。
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