メタボリックシンドローム・心疾患・脳卒中・がんといった疾患を予防する為、人が習慣的に摂っている栄養の量を知ることは重要である。しかし、毎日変化する食事内容から、それを知ることは誰にもできない。栄養施策上、国や地域単位で適切に栄養を摂っていない人の割合を知ることも同様に重要だが、これらを知る為の満足な方法は未だ確立していない。この研究は、その方法を開発する目的で行った。 方法は数理モデルから成る。プログラムを組み、それを国民健康栄養調査の予備調査データに応用し、国内外に現存するどの方法よりも性能の良い方法を開発した。この研究は、国内外の行政機関に利用されるよう、英語の論文として発表した。
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