研究実績の概要 |
本年度は最終年度であり、昨年度まで行ってきた調査の最終集計、結果の分析及び公表を行った。 1. 調査結果の最終集計:2014年1月31日でホームページ上のアンケート調査を終了し、現地時間同日ニューヨーク、バンコクでそれぞれ紙媒体ベースで行っていたアンケート調査に関しても調査を終了してもらい、各地より郵送にて紙媒体のアンケートを送付してもらった。これらが届き、最終的に本年度初めからデータの最終入力を行い、一次集計したものと合わせて最終データとしてまとめた。 2.結果の分析:得られたデータに関しては、単純解析、クロス集計を行い、地域別、職業別、あるいは男女別、年齢別の特徴があるか検討し、特に米国及びタイにおけるデータが多いことから、二国に関して別途分析を行い、特徴的な結果を得られた。また、日本企業からの派遣、現地勤務者、帯同家族、無職者等のカテゴリーでも再検討を行い、職種別でも特徴的な結果が得られた。 3.結果の公表:職種別の結果に関しては第87回日本産業衛生学会及び21st Asian Conference on Occupational Healthにて発表した。国別の解析に関しては第55回日本熱帯医学会大会・第29回日本国際保健医療学会学術大会合同大会、The 5th Joint Symposium between Chiang Mai University and kagawa University、Joint International Tropical Medicine, Meeting 2014 and 8th seminar on Food- and Water-borne parasitic zoonoses, にて発表し、全体の結果は14th World Congress on Public Healthにて発表した。現在研究成果をまとめ英語論文として執筆中である。
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