研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、多施設で比較可能であり、かつ、患者・市民の情報需要を満たす「病棟ケアの質評価指標」を構築することである。本研究は、臨床的、及び情報技術的な視点の双方を盛り込む形で実施した。本研究の結果、「糖尿病ケアの実施状況」のような、他施設で比較できる病棟ケアの質評価指標の構築は可能であった。なお、これらの指標の構築にあたり、生体デバイスを使用することは、病棟スタッフの入力負荷を軽減し、またデータを標準化する観点からも、有効であると考えられた。
医療情報学