研究課題
若手研究(B)
法医学上重要とされる薬毒物について、キャッチャーズ法によるヒト全血試料からの薬毒物の抽出を試みた.これまでの研究で、ベンゾジアゼピン系、三・四環系薬物、フェノチアジン系、抗精神病薬類、β-ブロッカー類、覚せい剤関連薬物、脱法ドラッグ(トリプタミン系、カチノン系、カンナビノイド系など)、トリカブト毒、有機リン系農薬など様々な化合物の抽出が単一メソッドで抽出可能であることがわかった。これにより経験の少ない分析者でも簡単・迅速に分析が実施でき、質量分析と組み合わせることで質の高いデータを提供できるようになった。しかし、一部の高極性薬毒物については、抽出が困難であったため、今後更なる改良も必要である。
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