研究課題
若手研究(B)
本研究では抗癌剤の肝癌細胞に対する影響を先天免疫および細胞死シグナルの両面より明らかにすることを目的としている。今回転移性肝癌モデルマウスを用いて5-FU投与により先天免疫が活性化されることを示した。先天免疫を活性化するaGalCerと5-FUを併用し5-FU単独治療を上回る治療効果が認められた。またソラフェニブ添加下では肝癌細胞におけるネクロプトーシス関連分子の発現が上昇すること、ネクロプトーシス阻害剤存在下ではソラフェニブの効果が減弱することが示された。本研究により抗癌剤治療が先天免疫および細胞死シグナルに与える影響が明らかとなった。
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http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/gh/research_a.html