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2013 年度 実績報告書

Barrett食道及び腺癌発生におけるNotchシグナルとKLF4の関連について

研究課題

研究課題/領域番号 24790698
研究機関島根大学

研究代表者

玉川 祐司  島根大学, 医学部, 助教 (20609341)

キーワードBarrett食道 / Barrett腺癌
研究概要

Barrett食道及び腺癌発生におけるNotchシグナルとKLF4の関連については明らかとなってない。そこで、食道扁平上皮の恒常性維持におけるNotchシグナルとKLF4の機能解析を行うと共に、Barrett食道及びBarrett食道を発生母地とした腺癌の発症機構におけるNotchシグナルとKLF4の関与の詳細を解明することを目的とし、これまでに以下の研究実績を得た。平成24年度は食道扁平上皮・Barrett食道におけるNotchシグナルとKLF4発現状況の解析を行い、蛋白レベル(Western Blot)及びmRNAレベル(定量PCR)にてBarrett食道・腺癌におけるNotch1発現は食道扁平上皮と発現に差を認めず、Barrett食道組織において有意なHes1発現低下とMath1/Hath1,KLF4発現亢進を認めた。
1.ヒトBarrett食道細胞株(CP-A)においてCdx2-siRNAをトランスフェクションし、Cdx2を抑制した際のNotchシグナル関連因子の発現状況の解析
上記の実験系においてNotchシグナル関連因子とKLF4の蛋白発現を免疫組織染色法にて検討を行い、Cdx2-siRNAに導入によって有意なHes1発現低下とMath1/Hath1,KLF4発現亢進を認めた。
2.ヒト食道扁平上皮細胞株(Het-1A)を用いてKLF4発現ベクター導入によるKLF4強制発現系におけるNotchシグナル関連因子とCdx2の発現状況の解析
KLF4発現ベクター導入を導入した系においてNotchシグナル関連因子とKLF4の蛋白発現を免疫組織染色法にて検討を行い、有意なHes1発現低下とMath1/Hath1,Cdx2発現亢進を認めた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Delta-like 1 (Dll1) expression promotes development of Barrett's esophagus2013

    • 著者名/発表者名
      Tamagawa Y
    • 学会等名
      DDW 2013 AGA annual meeting
    • 発表場所
      Orlando, FL, USA
    • 年月日
      20130518-20130521

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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