研究課題
若手研究(B)
我々は、脂肪酸による肝細胞死を抑制する因子を検索してきた。今回の検討で、抗アポトーシス蛋白cIAP-1が、脂肪酸によって減少し、アポトーシスが促進されることが判明した。今回の研究により、cIAP-1を体内で調整することが、非アルコール性脂肪肝炎の治療に有用である可能性が示唆された。現在我々は、フラボノイドの一種である、トロキセルチンの抗アポトーシス効果についても検討している。
消化器内科学