研究課題/領域番号 |
24790721
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研究種目 |
若手研究(B)
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
青山 友則 順天堂大学, 医学部, 助教 (10622673)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 肝線維化 |
研究概要 |
SOD1変異マウスを用いて肝線維化モデル(四塩化炭素投与モデルおよび胆管結紮モデル)を作成したところ、野生型マウスと比較し肝線維化の増悪を認めた。また、SOD1変異マウスにおいて線維化関連因子の増強を認めた。さらに、NOX阻害剤により野生型およびSOD1変異マウスのいずれも肝線維化の改善を認めた。また、SOD1変異マウスおよび野生型マウスより肝星細胞を単離したところ、SOD1変異肝星細胞で活性増強を認めた上、SOD1変異肝星細胞ではNOXの発現増強を認めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
ハイドロキシプロリンによる線維化の定量化はできていないが、その他の項目については概ね達成された。
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今後の研究の推進方策 |
肝組織修復機転のうち線維化についてはSOD1変異とNOXの関連が明らかになってきたが、肝再生については不明であるため、じゃbb再生モデルを作成し検討する。
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次年度の研究費の使用計画 |
肝再生モデルの作成およびその評価のため免疫染色、ウエスタンブロットを行う予定。各種抗体および試薬の購入が必要。
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