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2014 年度 研究成果報告書

αシヌクレインの血管内皮における新規機能及びその臨床的意義の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 24790756
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 循環器内科学
研究機関大阪大学

研究代表者

鷹見 洋一  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90621756)

研究分担者 中神 啓徳  大阪大学, 大学院医学系研究科 健康発達医学 (20325369)
連携研究者 金田 安史  大阪大学, 大学院医学系研究科 遺伝子治療学 (10177537)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードαシヌクレイン / 血管内皮機能 / 老化 / 動脈硬化 / インスリン抵抗性 / 炎症 / NFkB / eNOS
研究成果の概要

血中αシヌクレイン(SNCA)はメタボリック症候群(MetS)に対し保護的で、血圧やインスリン感受性に関与するが、加齢で低下した。SNCAは脂肪や骨格筋でLPAR2-Gab1-PI3K-Aktを介しGLUT-4による糖の取り込みを促進し、SNCA KOはPKC-θやNFkB活性上昇によりインスリン抵抗性の悪化を呈した。血管内皮ではGab1-PI3K-Akt経路を介しeNOS活性化を促し、SNCA KO はeNOS機能低下により血圧上昇を示した。更にSNCAはNFkB活性抑制作用を有し、SNCA/ApoE KOは動脈硬化の悪化を呈した。以上よりSNCAの加齢に伴うMetSとの関連が示唆された。

自由記述の分野

老年医学

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公開日: 2016-06-03  

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