研究課題/領域番号 |
24790774
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
大林 賢史 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (30596656)
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研究協力者 |
佐伯 圭吾 奈良県立医科大学, 医学部医学科, 講師 (60364056)
刀根 庸浩 奈良県立医科大学, 医学部医学科, 特任助手 (50630498)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | メラトニン / ADMA / 夜間血圧 / 交互作用 / サーカディアンリズム / 生体リズム / 光曝露 / 疫学 |
研究成果の概要 |
背景:ADMAは血管内皮における一酸化窒素合成に対する内因性拮抗阻害因子であり、メラトニンによる夜間血圧低下を減弱させる可能性が考えられるが、これらの関連に関する報告はない。 方法と結果:852名の高齢対象者において、ADMA低値群(n = 451)ではメラトニン分泌量が多いほど夜間高血圧や夜間血圧低下不良(non-dipper)の調整オッズ比が有意に低かった(P < 0.05)が、ADMA高値群(n = 401)では関連を認めなかった(P > 0.05)。これらの関連は、連続値を用いた分析においても同様であった。 結論:血清ADMAがメラトニンによる夜間血圧低下を減弱させる可能性が示された。
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自由記述の分野 |
疫学
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