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2014 年度 研究成果報告書

肥大型心筋症の発症機序解明と治療法開発に関する基礎研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24790791
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 循環器内科学
研究機関独立行政法人国立循環器病研究センター

研究代表者

杜 成坤  独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究所, 研究員 (90590646)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード肥大型心筋症 / ノックインマウス / 突然死 / 心筋トロポニンT / 遺伝子変異 / カルシウム感受性
研究成果の概要

我々は肥大型心筋症を引き起こす心筋トロポニンT突然変異S179Fを内在性ゲノム遺伝子に導入したノックイン(KI)マウスモデルの作製を行った。心筋スキンドファイバー実験において、このKIマウスのミオフィラメントCa2+感受性の増大が確認できた。また、長期観察でおよそ一割が死亡し、その約半分は若年死であることが分かった。心臓病理組織学的所見において、重度の錯綜配列と間質繊維化が示された。心エコーによりKIマウス左心室内腔の縮小を伴う左心室の肥大、心臓カテーテル法により左心室拡張機能障害を認めた。このモデルは臨床患者の表現型をよく再現しており、肥大型心筋症のモデルとして有用であることがわかった。

自由記述の分野

循環器内科学

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公開日: 2016-06-03  

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