研究課題
若手研究(B)
癌細胞の治療抵抗性には種々の要因があるが、その一つとして癌幹細胞の存在がいわれている。癌幹細胞の分離法として、各種成長因子を添加した無血清培地で足場非依存性に培養による細胞塊(sphere)形成が行われている。今回我々は、この方法で肺がん細胞株から形成された細胞塊(sphere)の遺伝子発現を通常培養と比較することで、候補遺伝子を同定し、さらにそれに係るマイクロRNAを探索した。肺癌細胞株においてsphere形成細胞ではSFTPA2遺伝子の発現が上昇し、miR-125bの発現が低下していた。しかし、miR-125bの強制発現によるsphere形成能には影響がなく今後さらに検討が必要である。
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