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2014 年度 研究成果報告書

癌関連線維芽細胞(CAF)を標的とした胸膜中皮腫の新たな治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 24790815
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 呼吸器内科学
研究機関香川大学

研究代表者

金地 伸拓  香川大学, 医学部附属病院, 助教 (60403789)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード悪性胸膜中皮腫 / 線維芽細胞
研究成果の概要

悪性胸膜中皮腫は、切除不能で発見されることが多く、化学療法に抵抗性となった場合の予後は不良である。近年、癌の周囲に存在する線維芽細胞が、癌の進行に関与していることが報告され、癌関連線維芽細胞(CAF)と呼ばれている。悪性胸膜中皮腫と線維芽細胞との相互作用は、ほとんどわかっていないため、本研究ではその関連を調べた。
本研究により、肺線維芽細胞由来の培養液により悪性胸膜中皮腫細胞の悪性度(遊走能や浸潤能)は増強した。また、肺線維芽細胞から分泌されるフィブロネクチンや肝細胞増殖因子(HGF)が、遊走能や浸潤能の増強に関与することが判明した。悪性胸膜中皮腫の治療に、これらが標的となる可能性がある。

自由記述の分野

呼吸器内科

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公開日: 2016-06-03  

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