研究課題
若手研究(B)
神経変性疾患における蛋白質MULとFIP200の発現とニューロン変性の関係を検討した。過去に剖検された数種類の神経変性疾患の患者の大脳皮質、小脳皮質に対して、免疫組織染色を行い、筋萎縮性側索硬化症において小脳プルキンエ細胞におけるFIP200の染色性の低下を認めた。これはオートファジーの異常によりMULの機能亢進を来している可能性が考えられるが、それを明らかにするまでには成果をあげることは出来なかった。
神経変性疾患