研究課題
若手研究(B)
橋本脳症は進行性小脳失調を呈することがあり,脊髄小脳変性症(SCD)の鑑別上重要である.小脳失調型橋本脳症13例を対象とした解析では,SCDと異なり眼振や小脳萎縮の割合が少なく,全例で免疫療法が奏功した.特に抗NAE抗体陽性例は陰性例より免疫療法への反応性が良好であった.また,ラット脳スライスに患者髄液添加後,小脳プルキンエ細胞のシナプス伝達の障害が生じることがパッチクランプ法により明らかとなった.さらに,ヒト血液脳関門由来血管内皮細胞を用い,患者血清添加後のプロテオーム変化を解析した.正常対照と比較し2症例で共通して有意に増加するプロテオームを認めた.
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