研究課題
若手研究(B)
動脈硬化ハイリスク患者を対象とした前向きコホート研究(OSACA2)の解析により、次のことが明らかとなった。(1)頸動脈内中膜複合体の経時的変化および炎症関連因子の遺伝子多型と脳血管イベント発症との間には明らかな関連を認めなかった。(2) 中等度以上(>2.0mm)の頸動脈プラークを有する群において超音波低輝度プラークは心血管病の発症と有意な関連があった。(3)慢性的な血漿インターロイキン-6(IL-6)の上昇は頸動脈内中膜複合体の長期的進展と有意な関連を認めた。IL-6は動脈硬化進行抑制の標的分子となりうる。
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Arteriosclerosis, thrombosis, and vascular biology
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JAMA
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